22.溺れる魚
作詞:逹瑯
作曲:逹瑯
※僕はいつか窒息するだろう
愛も夢も何もかも光も見えないから
呼吸するのも忘れて泳ぎ疲れて溺れる魚※
光を忘くした盲目なもぐら
飛べない鳥は何を歌う?
とっぷり沈んだ太陽は明日も僕を焼くのでしょう
あの日、僕が口にした言葉に何一つ嘘は無かったと思う
一秒でも長く一秒でも長く一緒にいたいと思っていたんだ
愛しさ故に気でも狂いそうで理由や理屈じゃ計れやしない
失う事への恐れはあったけれど考えぬようにおどけて見せていた
もう全てに疲れたと君は一言呟いて
僕達の過去は嘘色に変わった
散り散りになって真っ白に還った
いつからだろうか魚の目は白く濁り
この街の流れにもはじかれて
おどけてみたって笑えやしないだろう
あの日の少年は大人になっていた
今になって思うのだけれど
あの日に僕は何もかも死んでしまったのでしょう
記憶は僕に圧し掛かり事実は僕への刃に変わった
懐かしむ事は弱い行為ですか?
でも すがることしか今は出来ず
死にたくたって死ねやしない
惨めな僕を笑ってくれるかい?
(※くり返し)
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